みなさんはどんな仕事をしていますか?どんな仕事をされたいですか?
厚生労働省による「令和元年賃金構造基本統計調査」によると、職業別の年収トップ20は以下のようになっています(ここでは、「年収」=「きまって支給する現金給与額」✕12+「年間賞与 その他特 別給与額」として算出しています)。

厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」 より
この統計では、145の職種別の賃金データを出しているのですが、1位の航空機操縦士、いわゆるパイロットと、20位の建築技術者では約2.8倍の開きがあることがわかります。
もちろんこれは平均値ですから、同じ職業でも、平均より高い人や低い人がいるわけですが、年収300万円の職種の中でいくら頑張っても、年収1000万円になることは難しいでしょう。
そういった意味では、職業を選択した時点で、その方の生涯年収はだいたい決まってくることになります。
もちろん転職で思い切って業界を変えるということも可能です。しかし、歳を重ねるほど、業界を変えるような転職の難易度は高くなりますので、若いうちの職業選択が収入の面では重要になってきます。
厚生労働省のデータ以外にも、各種職業と収入に関するデータはあるかと思いますが、職業によって収入が大きく変わるということをご理解頂けたのではないでしょうか。
人生設計の上で、参考にして頂ければと思います。
次の記事は どこに住むか。住宅を買うか、買わないか。(住宅) です。
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